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緊急時のためのBCP(事業継続・復旧計画)策定研修

緊急事態に事前に対策し、万一の場合にも経営を維持することが、企業価値を高めます。

ねらいと目的

  • 緊急事態を呼び起こす災害の種類、種類ごとの対策を学んでいただきます。
  • 非日常の心理で起こりやすい、連絡ミスについて原因を知り対策していただきます。
  • 過去の事例からBCPの必要性、緊急性を知っていただき、企業が存続する価値について納得していただきます。

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カリキュラム

羽田事故に学ぶ!BCP(事業継続計画)策定による企業価値向上研修

過去の災害教訓に学ぶ

  • 阪神・淡路大震災や東日本大震災の教訓
  • 能登半島地震と羽田事故から何を学ぶか?

BCP策定のポイント

  • BCPの策定プロセスと作成のポイントを理解する
  • BCPの本質を理解する

BCPの作成(ワークショップ)

  • BCPの作成プロセスを体験することで、自組織の課題を浮き彫りにし、問題解決の足掛かりを掴みます

災害を想定したBCP演習(グループ演習)

  • 状況付与演習(ブラインド型演習)によって災害対応力を養成します
  • 演習によって災害対応の勘所を理解します
  • 演習を体験することで自組織のBCPの課題に対する気づきを得ます

クロージング

  • 全体のまとめ
  • Q&A

社会福祉事業者に求められるBCPの本質を理解し策定のポイントを学ぶ

BCPの本質

  • BCPとは?
  • 防災計画とBCPの違い
  • 介護サービス事業者に求められる役割

BCP策定のポイント

  • 厚生労働省のガイドライン・ひな形を活用した効率的な 作成のポイント
  • 自然災害BCPのポイント
  • 新型コロナウィルス感染症BCPのポイント
  • 入所・通所・訪問サービス特有のポイント

ワークショップによる課題の抽出と課題解決のヒント

  • 社会福祉事業者に求められる役割から見た自組織の BCPの課題の抽出
  • BCPに取り組む様々な課題についてグループで議論し 課題解決の方向性をグループで探ります演習を体験することで自組織のBCPの課題に対する気づきを得ます

クロージング

  • 全体のまとめ
  • Q&A
新型コロナウイルスによる世界的な混乱を目の当たりにした今、企業として十分な危機管理対策が行われているか、あなたの会社はいかがでしょうか? 疫病の流行によるパニックや、地震・災害などの緊急事態は、起きてからの対処では補えないことが余りあります。人々の日常を支える企業は、緊急時にも業務を止めることなく続けることが社会的な努力義務であり、平常時に十分な対策を練っておく必要があります。
今後も、海外からの人や物の流入は増加していくことが予想されます。世界的に温暖化による気候の変化が毎年激しくなっており、日本でも台風による被害は近年激しさを増すばかりです。東日本大震災の被害の記憶が遠くなりつつある今も、首都直下や南海トラフなど、大規模な地震による被害が懸念される状態が続いています。これらの緊急事態を想定した、リスクマネジメントを事前に行っておくことで、被害を最小限に収めることができます。
当研修ではBCPの立案・実行・見直しまで、必要な知識を一通り身につけていただきます。リスクマネジメントの一環にBCPを組み込み、企業価値を高めましょう。
Zoom等の会議システムを用いたオンライン研修にも対応いたします。初めてオンライン研修を検討している、オンライン研修についての不安など、まずはお気軽にご相談ください。

関連事例

Tips

新型コロナパンデミックにもBCPが有効

1.新型コロナウイルス(COVD-19)によるパンデミックで世界が揺れました。

中国の武漢でコウモリから人に感染したのが、2019年12月。それから半年のうちに、日本を含めアジア、米国、ヨーロッパ……などで猛威を振るいました。パンデミックとは、感染症の世界的な大流行をいいます。パンデミックが怖いのは、拡がりが幾何級数的に広がることです。

2.SDGsをご存知ですか。

SDGs」という言葉をご存知でしょうか。国連マターの「持続可能な開発」に目標を設定しての国連マターの取組みです。2015年にスタートしました。実はその前には、MDGsという取り組み、ミレニアム開発目標として「持続可能な開発」の取り組みが進められました。2001年ミレニアムの年に、15年後の2015年までに、貧困の撲滅、初等教育の達成、男女平等の推進、疾病との闘い、環境の持続可能性確保などの「持続可能な開発」について、8 項目を目標とする取組みでした。しかし、2015年を目標として15年間取り組みましたが、未達成の部分も多く、再度SDGsとして新たな取り組みが始まりました。

3.「誰一人とリ残さない」。

SDGsでの非常に象徴的な言葉があります。「誰一人とリ残さない」。だから1人の命も当然守らないといけない、ということです。

今回すでに世界でかなりの数の死者が出ています。だから本当に大騒ぎになっています。「誰一人とリ残さない」という流れで世界が進んでいる。だからその大きな方向に沿って、それぞれの各組織がそれに対応できるような取り組みが大事になってきます。

今回の国際社会の特に各国の動向、まさに国際社会が一つの目標に向かって、共同して進んでいます。初めての各国首脳によるTV会議など、情報システム、最新の情報機器を駆使して、進められました。

4.そこでBCP

そこでBCPです。BCPとは「大きなアクシデントがあっても、事前に対策を立てておいて、アクシデントの直後は一時的に落ち込んでも、最小限の損失でその後確実に復興し、ビジネスを継続的に維持でき、さらに発展させるようにするようにすること」です。BSPがあれば仕組み、システムを明確に作り込み、何かあった場合に備えてきちんとプランニングされている。そうすると何か起こった場合に、確実に対応できます。特にBCPを作る事は、未来への対応なわけですから、その未来を想定していろいろな関係者とあらかじめ打ち合わせをするとこと自体が、非常に有効です。

5.大切なのは情報マネジメントです。

大げさでもなんでもなくて、今は情報を制したものが物ごとを制します。今回のパンデミックでも、専門的な感染症に関する知識を、専門家がどんどん明らかに明確に情報発信しています。それを社内に確実に取り組むチームをあらかじめ作っておいて、そのチームが必要情報を集め、それを内部に伝えるということが極めて重要です。成果も大いに違ってきます。BCPでは、そのような仕組みをあらかじめ作っておく。それがBCPの一つの価値につながります。

6.今回のパンデミックではテレワークが重要。

今回、テレワークが非常に重要であることが明らかになりました。BCPとしてその手順もあらかじめ作り、予行演習なども実際にやっておく。そうするとスムーズに業務が進みます。

7.「イノベーション」を積み重ねた「コミュニケーション」革命

今回のパンデミックは、世界をいきなりリセットするように、本当に恐ろしいものでした。しかし逆に新しい生活スタイルにつながる側面も見えてきました。

これは「コミュニケーション革命」であると、実感があります。「ふれあい」が良いコミュニケーションの原点だったものが「ちょっと距離を置く」ことも良いこと。「社会的距離(ソーシャルディスタンス)」です。そしてさらに距離を置いての「リモート」。 ZOOMなどが当たり前になりつつあり、会議はおろかその後の呑み会までZOOM。結構、新鮮です。それぞれ家庭の事情なども結構分かったりして、理解も深まります。

それは良いのですが、プライバシーの侵害なども、当然問題になってきます。その地域の役所の放送なども聞こえてきて、アッ同じようなことやっている。相手の日常性の中に、結構はまり込んでしまいます。ZOOMでの「打ち合わせ」「会議」「研究会」を体験して、いまだに不思議なのは「全員退出」になると、そこにいたはずの人が前から消えてしまうこと。なんだか本当に不思議です。そこにいた人が、今は目の前にいない。近親の人が亡くなって、今までいた人が現実にはいなくなった、という感覚です。

これはまさに、「イノベーション」を積み重ねた「コミュニケーション革命」です。新たな時代に突入したことを実感します。

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