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マネジメントゲーム研修 〜スタッフに経営・財務視点を身に付けさせ生産性を高める〜

マネジメントゲームで楽しみながら財務と経営を体得する

ねらいと目的

  • 経営資源(人、モノ、金、情報)のバランスを考え、経営者目線に立った意思決定ができるようになります。
  • 粗利率を高めるにはライバルとの差別化が必要、という原理原則を理解・体感できます。
  • 手持ち資金の中から多様な投資を行うことで、自社を健全に保てることを理解し、利益を生み出し続けるために必要な計数感覚が養えます。
  • 専用フォーマットでの決算書作成を行うことで、決算書を読み取る能力が向上します。

特長

  • 一人一人が社長の役割を担い、本格的な決算~経営戦略立案に関するシュミレーションゲームを行い、最終的な利益の最大化を競います。
  • 意思決定カードを用いることで、社員自らが会社経営における意思決定の難しさを体感します。
  • 会計・財務の仕組み、知識を理解するだけではなく、シュミレーションにおける決算処理を体感することで活きた財務・会計が身につきます。
  • 赤字にした悔しさ、黒字にした喜びを通して、体感的に楽しみながら「経営とは?」を学ぶことができます。

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カリキュラム

戦略マネジメントゲームの基本

4~61組に分かれ、一人一人が製造業/流通業の社長になり、利益を争います。

製造業版では1種類の商品を、材料仕入、製造・加工、販売することで利益を争います。

全国6箇所の市場で材料を仕入れ、製品を製造・加工し、販売します。
各市場では、仕入れ価格と販売価格が異なります。高く売れる市場では販売可能な数は少なく、安く売れる市場では大量に売れますが、販売価格は低いという中で、利益が出る仕組みを学ぶことができます。

流通業版では低・中・高価格の3種類の商品を仕入れて販売することで、利益を争います。
普通商品、高額商品、競争なしで販売出来る低価格商品の3種類を仕入、それら商品を組み合わせて販売します。仕入れや品出しのタイミングが重要となります。
仕入れた商品は陳腐化する前に販売して、商品回転率を高めていく必要性なども学ぶことができます。

 

ゲームの流れ

プレイヤーが順番にゲーム盤のカードを引き、「意思決定カード」の場合、カードに書かれている、

  • 商品を販売する
  • 材料を購入する
  • 商品を仕入する
  • 完成・投入
  • ワーカー・セールスマンを採用する
  • 設備投資(機械を買う)
  • 広告を行う
  • 研究開発投資
  • 社員に教育を行う

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どうするかの意思決定を行い、アクションを起こします。

また、「リスクカードをひく」カードを引いた場合は、会社に損失を与えるリスクや、突然のチャンスを手にするなどの内容が書かれたリスクカードを引き、自社(プレイヤーの経営)に反映させます。

 

基本的には 同じ卓を囲むプレイヤーがこれを繰り返し自己資本の増加を競います。

自社の在庫状況などは「会社盤」で可視化した状態で管理します。

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期末ごとに決算をし、会計についても学びます。資金繰りがどういったものなのかを目の当たりにすることで会社の一員としての立場から経営を見つめるきっかけ、指標を掴むことができます。

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本研修(2日コース)では、1期ごとに講義を挟み、ゲームを振り返り、次の期へと進みます。
実際に事業計画の作成なども行い、より深く、経営をシミュレートします。

 

専任の研修アドバイザーがお客様のご事情を伺った上で、最適な研修プログラムや講師をご提案させていただきます。
以下は、戦略マネジメントゲーム研修の一例です。課題や状況にあわせて研修プログラムをカスタマイズすることも可能です。まずはお気軽にご相談ください。

1日コース

1日で完結するために、ゲームだけを集中して行います。

 第1期ゲーム

  • ルール説明
  • 決算作成方法の説明
  • ゲーム
  • 決算

第2期ゲーム

  • ルール説明補足
  • ゲーム
  • 決算

第3期ゲーム

  • ゲーム
  • 決算

第4期ゲーム

  • ゲーム
  • 決算

結果発表

2日コース

ゲームの間に講義と事業計画策定を挟みながら、より理解を深めていただきます。

 【1日目】

第1期ゲーム

  • ルール説明
  • 決算作成方法の説明
  • ゲーム
  • 決算

第2期ゲーム

  • ルール説明補足
  • ゲーム
  • 決算
  • 講義『戦略会計と差別化戦略』

第3期ゲーム

  • ゲーム
  • 決算
  • 講義『座学で学んだ財務知識を体感』

【2日目】

第4期ゲーム

このゲームから売掛金・買掛金を導入し、より実践的な戦略マネジメントゲームを実施。

  • 講義『事業計画の立て方』
  • ゲーム
  • 決算

第5期ゲーム

  • 事業計画の作成
  • ゲーム
  • 決算
  • 講義『キャッシュと利益の違い』

第6期ゲーム

  • 事業計画の作成
  • ゲーム
  • 決算

マネジメントゲームの振り返り

  • 結果発表・受講者様からの所感

結果発表

講師:大石幸紀

早稲田大学商学部卒業後、松下電工(現・パナソニック)株式会社に入社、経理部、営業管理部勤務。同社を円満退社後、経営コンサルタントとしての活動を開始。NPO法人「経済活動支援チーム」の設立、中小企業の再生・創業グループへの加入、中小企業診断士100名を会員とする「独立開業研修会」会長就任(現在は退任)など、個々の企業へのコンサルティングのみならず、社会的活動にも取り組んでいる。

なぜ、従業員が戦略マネジメントゲームを実施することが有益なのでしょうか。変化の激しい現代では、求められる商品やサービスの変化は速く、顧客の求めている商品と、提供できる商品を現場で柔軟に判断し、素早く意思決定していくことが求められます。経営者や上司からの指示にただ従うだけではなく、主体的に目の前の業務に向き合い、意思決定するために必要な判断基準を数字を基準に学んでいただきます。

【研修概要】
マネジメントゲームではあなたは会社の経営者となり、本格的な決算~経営戦略立案までを体験いただきます。自ら経営者の立場となり意思決定を行うことで、経営者の意思決定の難しさと勘どころを学びます。この戦略マネジメントゲームを体験することにより、目の前の仕事がどのように利益に結びつくのか、という身近な視点から、どのような企業努力によって利益が生み出されるのか、という俯瞰的な視点とが結びつき、目の前の努力がどのように会社の利益に繋がっていくのかを、直感的に理解できるようになります。

担当講師

関連事例

Tips

戦略マネジメントゲームとは?

経営について学ぶことは、変化の多い現代社会の中で生き残る企業を育てるために、より重要となってきています。しかし知識として蓄えるだけでは、リスクマネジメントなどの臨機応変さが必要な場面に対応しきれません。戦略マネジメントゲームは、リスクなしで実際のものに近い経営の仕組みを、ゲーム感覚で楽しみながら体験できます。

新入社員も、毎日の業務の中で立場毎の意思決定を行っていく必要があります。このゲームを体験することで、経営がどのように成り立っているのか、どのようにして利益が生まれるのかを理解することは、上司の指示や会社の方針に沿った意思決定をしていくための早道になります。新入社員が戦力となるために、会社の経営に携わること、自分がその一端を担うことを、早い時点で理解できることが助けになります。
この研修では、実際の経営の流れを盤上で数字という見える形で行い、毎期の決算を作成・読み取ることまで自ら主体的に行うことで、肌感覚で経営の大変さ、経営戦略の必要性を体験することができます。

戦略マネジメントゲームでは、製造業または流通業のバージョンにより、1種類または3種類の商品を取り扱います。
業種によって、利益が出る仕組みが異なることから、業種に合ったよりリアルな体験を得ることができます。資金の中から雇用を増やしたり、投資を行うことで販売量を増やしたり、類似商品からの差別化を図るなど、売り上げを上げるための工夫ができますが、その分のキャッシュが減ることになります。
どの程度の投資を行うことが利益に繋がるのか、行き過ぎた投資や、安売りのし過ぎが経営にどう影響するのか、などの体験から、利益を上げるための計数感覚を養うことができます。意思決定による仕入れ・販売を行う一連の流れを、1期あたりおおよそ1時間で行います。盤上で行いますので、リスクなしで学びを得られます。

ゲームとはいえ、競合に負けるのは悔しいものです。悔しさをバネにして、自然と人は意欲を駆り立てられます。新入社員の意識改革のためにも、モチベーションアップのためにも、戦略マネジメントゲームに取り組んで頂くのはいかがでしょうか?

 

競合との差別化で売り上げアップ!マーケティング戦略の重要性を知る

ビジネスに判断力は欠かせません。移り変わっていく社会の中で、継続して求められる商品、サービスを提供していくための判断を下せるよう、知識として蓄えている情報を日々更新していく必要があります。役職が上がれば上がる程、求められる判断は大きくなり、大局的になります。
判断力にはスピード感も重要であり、知識だけでは賄えない面があります。しかしながら、現場での判断を行き当たりばったりで下し、経験を積むのでは、会社にとってリスクが大き過ぎます。戦略マネジメントゲームでは、盤上で体験することでリスクなしに判断力を養うことができます。

企業が息長く成績を上げ続けるために、優秀な人材は不可欠です。
早い時点で戦略マネジメントゲームを体験することで、新入社員のうちから業務に向き合う視点を経営者目線で養うことができます。将来的に管理者に昇進する可能性を考慮すると、新入社員に会社経営に興味を持ってもらい、計数感覚を持った優秀な人材に育て上げることは、会社経営にとって大きなメリットがあります。
戦略マネジメントゲームでは、競合と利益を争います。
販売回数を増やしても、安売りし過ぎては利益が増えません。どんなに商品開発に力を入れても、競合他社と似通った商品ばかりでは、売上は伸びません。消費者に求められる魅力的な商品を開発し、受け入れられやすい価格を設定することで、売り上げを伸ばせます。魅力的な商品の開発、コスト削減のための技術研究を行うなど、投資することでキャッシュが減ります。
利益を出すために、1つの商品当たりの粗利と個数のバランスを考えることが重要です。この研修ではこれらの意思決定をスピーディーに、時間内に繰り返し行うことで、投資と売上による収支をより身近に感じ、現場での判断が経営に結びついていることを、体感的に学ぶことができます。

新入社員のうちから、戦略マネジメントゲームで現場の仕事が経営に即結びついていることを肌で感じて頂くことは、学生としての意識から社会人としての責任感に意識を切り替え、戦力として成長して頂くためにも、お役立て頂けます。

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