タイムマネジメント研修で伝えたいこと


タイムマネジメント、あるいは業務効率化に課題を持つ人は多い。先週行った“タイムマネジメント研修”にて、あらためてそのように思った。

研修の冒頭で、個人毎に業務傾向を分析してもらい、時間の使い方、組み立て方に問題を抱えていると考える人が大半だったのだ。

その研修での主題は、いかに効率よく業務を行うのか、その手法を伝えることなのだが、終了間際に、『業務効率化の手法に多くの方法があることは分かったが、結局のところの決め手は何でしょうか?』という、本質に迫る質問が出た。

難しい質問であるが次のように答えた。『業務上の問題意識を持ち続けることで、改善を積み重ね、自分なりの工夫を行うことです』という、なんとも締まりのない回答を行った。

 

業務の行い方は各個人で様々あり、10人いれば10人とも異なるだろう。誰でも使える万能的な処方箋はないと言える。各自で試行錯誤するしかないと言えるのが実情と思う。私が実践している業務上の工夫は次のようなものである。

  • 比較的容易な業務は、スグに片づける。
  • 容易でない業務は、80%程度の完成度で、一旦手から放す。
  • アイデアが欲しいときは、2、3人に集まってもらい、ブレインストーミング的な会議を開く
  • 会議では、自分なりのストーリーを持って臨む(出来れば、メモを用意しておく)

このような工夫は、あくまで自分なりであり、他の人に強要しても有効と思えない。

研修では、様々な手法が存在すると紹介するにとどめた。実行するかどうかは、もちろん受講者に任されるので、そのためのヒントをつかみ取ってもらえれば良いと考えている。

著者 西村伸郎

大阪大学大学院 修了。
富士ゼロックス株式会社の研究所に勤務し、記憶装置などの研究業務に従事する。その後、研究企画・管理部門を経て、設計開発、製品リサイクルなどを統括する立場で経験を積む。
平成16年、富士ゼロックス株式会社を円満退社後、経営コンサルタントとして活動開始。
現在は、中小企業を中心に経営コンサルタント・社長参謀として活動する傍ら、企業研修や公的機関のセミナー講師を務める。人事評価システム、従業員満足度測定システム構築等で多くの実績を重ねる一方で、商店街活性化事業にも取り組むなど、幅広く活躍中。

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