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スキルアップ・モチベーションUP!入社3年目のキャリア研修のススメ

研修の必要性と目的(パフォーマンス向上とモチベーション維持)

皆様、こんにちは。入社3年目を迎える皆さん、そして研修担当者のみなさまへ。

新たなステップに進むべき時期に立ち止まり、何を目指し、どう進むべきか迷っていませんか?また新入社員研修や3年目研修などの場合、研修企画そのものを新入社員や3年目あたりの社員が担うことも多いのではないでしょうか。実際には、どのような研修を企画すればよいか、迷っている方からのご相談も多くいただきます。

研修は、新たな知識を得るだけでなく、自身のスキルを再確認し、自己啓発の機会を提供するよい機会となりますが、企画そのものを間違えると効果性の低い研修にもなりかねません。この記事では、入社3年目に実施する研修の切り口、そして、どのようにしてパフォーマンス向上とモチベーション維持につなげていくのかについて解説します。

具体的な研修内容とその効果(業務スキルと部下育成スキル)

入社3年目におこなう研修としては、業務スキルと部下育成スキルの二つをまずは組み込むのが良いでしょう。

業務スキルとは、時間管理やプロジェクト管理といった、より効率的に業務を遂行するための技術のことです。一方、部下育成スキルとは、コミュニケーションスキルやリーダーシップ、メンターシップの技術のこと。これらは、新入社員の指導役やプロジェクトリーダーといった立場になる際に重要となる技術です。これらのスキルを身につけることで、自身のプロフェッショナルスキルをさらに高めることができます。

自己啓発とキャリアプランニングの重要性

3年目に受講する研修は、自分のスキルとキャリアを見つめ直す貴重な機会です。それまでは目の前の業務に全身全霊を傾けてきた中で、ふと立ち止まり、考える時期でもあります。「自分の強みはなんだろう?」、「どのような能力を今後高めるべきだろうか?」、そして進むべき道を少しずつ具体的にしていく頃です。重要なのは、自分主体でキャリアを考え、そして実現に向けて行動することでしょう。

積極的な姿勢で自己啓発とキャリアプランニングに取り組むことで、入社3年目の研修はより有意義で効果的なものとなります。

実際の研修プログラムの紹介

さあここからは具体的な研修プログラムについて触れてみましょう。時間管理の研修では、業務の効率化を図る方法やツールが紹介されます。これは、仕事の速度向上だけでなく、ワークライフバランスの維持にも役立つスキルです。部下育成スキルの研修では、コミュニケーションの取り方や、部下のモチベーションを高める手法、問題解決のアプローチなどを学びます。そして、リーダーシップの要素を学び、自身のリーダーとしての振る舞いを理解します。さらに、自己啓発とキャリアプランニングのための研修では、自身の強みや弱みの理解と、キャリアビジョンの描き方について学びます。

セミナー&研修ネットで実施しているカリキュラムを一部ご紹介すると以下のような内容を実施します。

業務へのパフォーマンス向上とモチベーションの維持をテーマにした研修では、以下のようなカリキュラムを実施しています。

  • パフォーマンス向上とリスクマネジメントを両立させる
  • 仕事に対する5つの欲求を理解する
  • 自分の性格と自己開示
  • 現在の仕事を棚卸ししよう!
  • 仕事の優先順位の捉え方
  • 3つの事象とリスクマネジメント
  • 失敗の分類と対処法
  • ミス防止の類型と対応策を考えよう

部下育成の研修では、主にリーダーシップと部下育成、チームビルディングに焦点を当てています。

  • リーダーシップと部下育成
  • アンガーマネジメント
  • 怒りとアサーション
  • 良好なチームワークの条件
  • チームビルディングの考え方コーチング手法を知る
  • GROWモデル

最後に、自分のキャリアプランを考えるというテーマでは、レジリエンスやキャリアコンサルタントによる個別相談などを組み合わせて、スタッフの悩みにフォーカスしつつ、次のキャリアへの橋渡しを行っています。

  • ウェルビーイング志向
  • 自分自身キャリアプランの棚卸し
  • キャリアプラン構築
  • ストレスへの対処法
  • レジリエンス
  • ジョハリの窓ワーク
  • エゴグラム

もちろんこのようなプログラムは、企業によって変わってきますのですが、一例として挙げさせていただきました。

研修の実際の効果と反響

さあ、では研修を受けることの効果はなんでしょうか。個々のスキルアップだけでなく、チーム全体のパフォーマンス向上。良質なコミュニケーションスキルは、チームの生産性や効率性の向上につながります。また、モチベーションが高まることで、職場の雰囲気や文化もより良くなります。そして、自己啓発とキャリアプランニングは、自身の将来へのビジョンを明確にし、組織全体の成長に寄与します。各メンバーが自分の役割を理解し、それに向けて努力することで、組織全体としてのパフォーマンスが向上するのです。

これは入社3年目だけの効果ではなく、このような研修を通じて、影響は関係する組織全体の活性化にも広がっていきます。

このような研修によるメリットは多いですが、特筆すべきは自身のスキルアップと自己啓発です。自分のスキルを磨くことで、チーム全体のパフォーマンス向上につながります。そして、自己啓発を通じて自分のキャリアの道筋を明確に描くことが可能になります。個々の強みと弱みを理解し、それに基づいてスキルを磨き、キャリアを設計することで、個人だけでなく組織全体の成長に寄与します。これが、研修が持つ真の価値とメリットです。

さて本記事では、入社3年目向けの研修について詳しくご紹介しました。部下育成、時間管理、自己啓発とキャリアプランニングという重要なスキルは、業務パフォーマンスの向上とモチベーション維持に必要不可欠です。具体的な研修プログラムを通じて、個々のスキルだけでなく、チーム全体のパフォーマンスも高まることが期待できます。入社3年目研修を実施することで、自己のスキルを磨き、自身のキャリアの道筋を明確に描くことが可能になります。それは個々人だけでなく組織全体の成長にも寄与します。

せっかくともに働いてきた仲間です。次のステップに進むためにも3年目研修のご検討をよろしくお願いいたします。

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