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2023年7月15日(土)にふなばし起業スクールのプレ講座を開催させていただきました。 講師は、ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大氏。
「ふなばし起業スクール2023上期オープンセミナー開催のお知らせ」開催のお知らせ
船橋市が主催となっており、8月に開催されるふなばし起業スクールの事前講座のという位置づけです。 ふなばし起業スクールは、2023年8月26日(土)〜全5日間で開催されます。
ふなばし起業スクール2023
今回のオープンセミナー(Zoom開催)では、50名近くの創業希望者にてご参加いただきました。 今回のセミナーについても、周知活動はほとんどしていないにも関わらず満席となったことからも、起業・創業にたいする関心の高さがうかがえます。
今回のセミナーでは、1時間が講義、残り1時間で先輩起業家3名によるパネルディスカッションと2部構成でセミナーを進行しました。
カリキュラム
第1部:「今がチャンス!”起業成功の秘訣”」
第2部:先輩起業家によるパネルディスカッション
成功するためには失敗しない(致命的な失敗を防ぐ)
私がみるかぎり、順風満帆で失敗など無縁。天才的な資質やカリスマ性により成功した経営者はほんの一握り。成功までに、何度も何度も失敗(学び)を経験し、都度内省し、学習、改善、その繰り返しのなかでタイミングを掴んだという経営者が非常に多いと感じています。世の中(SNSなど)で語られるサクセスストーリーのような、まるでその起業家の才能で、イッパツで上手くいく、なんていうのは幻想に近いと言えます。
現在、成功している人をみてみると、失敗はするが「致命的な失敗は避け」ていて、だからこそ次の可能性を残しているケースが多い。必ず、立ち直るための可能性を残しています。例えば、事業の撤退ラインを明確に決めていて深入りしすぎない、自己資金をある程度ためてから開業、起業時に必要な開業資金は最小限、キャッシュが回りやすいビジネスからスタートし、事業が安定してから本当にやりたいビジネスに参入する。など、実のところリスクマネジメント能力が高い方が多いのです。
致命的な失敗さえしなければ、いつか成功する可能性はやってくるというわけです。
ビジネスモデル依存にはまらない
また今回の講座では、ビジネスモデル依存、商品依存についても解説。ビジネスモデルや取扱商品は時代によって変化させていくものなのですが、自身のビジネスアイデアや商品へのこだわりが強くなりすぎると、時代の変化に対応できなくなってしまう危険性が強くなります。
起業を考えている方の中で一定数いるのですが、自分のアイデアや商品に対して過信してしまう人。自信満々なのは良いですが、思い入れが強すぎると、時代の変わり目では対応が難しくなる可能性があります。時代が変われば、商品やビジネスモデルも変化させていくことが求められますが、変化できなくなったら終わりです。
逆に「成功する経営者の考え方・価値観」は時代を超えて共通するものだと言えます。また経営者自身は替えが効かない唯一のものであり、失敗しないためにも経営者の資質や考え方をしっかりと身につけることがまず優先となります。そのうえで、ビジネスモデルを考えることで、時代が変わったとしても柔軟に取扱商品やビジネスモデルの修正ができるようになるのではないでしょうか。
ストレス耐性の強化
自分自身も思うのですが、現代の経営者が、まず身に着けなければならないのが、ストレス耐性だと思います。
経営はジェットコースターに乗っているようだ、と言われるように、朝良いことがあっても、夕方には最悪のことがやってくる。まるでジェットコースターのように浮き沈みを繰り返すものです。365日ジェットコースターに乗り続けているイメージを持っていただければと思います。
ですから、このような状況で乗り越えるために必要なことがストレス耐性の強化となります。
ちなみにですが、不安やストレスというのは、過去や未来を想像することから起こると言われています。
例えば、世界一幸福な部族と言われている「ピダハン族」。アマゾンの熱帯雨林の部族で、原始時代に近い生活をしている不足です。このピダハン族は、日々危険と隣り合わせの生活をしているにも関わらず、メンタル不調やネガティブ感情などがほとんど無い部族として知られています。
その要因が、「今」だけを見ているから、と言われています。今を全力で生きていて昨日のことや明日のことは考えないそうです。
明日面倒くさい会議があるんだよな、1年後って会社大丈夫かな?など、将来を考えることにより人は不安を感じるようです。加えて、過去の失敗なども不安を増大させる要素と言われていますが、このピダハン族は、「今」だけを生きているというのです。
経営者は、1年後、3年後、10年後を見据えて経営をしていかなけばなりませんが、だからこそ不安というものを常に抱えているわけです。だからといって、経営者が「今」だけを見ていれば羅針盤としての経営者の役割からはずれてしまい、道を踏み外してしまうかもしれない。経営者は常に未来を見なければならないが、その未来には不安がつきものである。だからこそストレスコントロールが重要なのだと言えます。
ストレスや不安と隣り合わせなのが経営者なのです。
第2部では、船橋で開業されている3名の先輩起業家とのパネルディスカッションです。
新山聖さん(beauty addiction)、奈良史華さん(サロンBUTTERFLY)、川北雅冬さん(フィットネクストジム)の3名に対して、1部を担当した渋谷雄大講師から鋭い切り口で質問をさせていただきました。
独立しようと思ったキッカケ、開業当時に「自信がないな」「自分なんかが大丈夫かな」など不安などの不安はなかったか?、開業時に税理士などの専門家へ依頼したかどうか?、独立前に仕事と並行して準備していたことは?、資金計画はどのように作ったのか?、などなど受講者からもたくさんの質問が飛び出しました。
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