SNS活用セミナー 〜これからのSNSの流れ〜
昨今引き合いの多いSNS活用セミナー。今回は、お邪魔した企業様での様子を
一例としてご紹介致します。
なお、当該テーマの講師を養成する講座を用意していますので、気になる方は
併せてチェックしてみてください。
こちらの講師養成講座は、テーマを変えて定期的に行っています。今回都合がつかなくてもご安心ください。
次は年末頃…かも?(詳しくはHPでご確認ください)
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セミナーの概要
テーマ:SNS活用セミナー(Twitter・Instagram)
クライアント様:ある業界のトップメーカー様
対象:広報やSNS運営など情報発信に携わる方・情報システム関係の方
人数:約30名
SNSとは〇〇ツールである
〇〇に入る言葉、これはズバリ”アナログツール”。
もちろんネットに繋がっていないと使えませんので、その意味ではデジタルですが、
その真髄は意外と”アナログ”です。
例えば、タイムライン上で会話(リプ)をしますよね?この場を上手く使えば、
ターゲットになり得るような企業(アカウント)とフラットな状態で繋がることも可能なのです。
敷居が高くて…と嘆いていてはもったいない!もしアカウントを持っているようであれば、積極的に絡みに行くべきです。
SNS上で担当者の方とピンポイントでアポイントが取れるという事例は多数小耳に挟みます。
もしくは、全く新規の販路を作ることさえ可能です。そう考えるとSNSは本当にアナログな世界であることがわかりますね。
TwitterとInstagramの違い
簡単に言うと、
Twitter👉マニア向け
興味のない人に関心を持ってもらうきっかけを作ること
潜在意識(チラシと似ている)⬇️
https://semi-ken.net/case/3442
Instagram👉大衆向け
元々興味がないと見に行かない
顕在意識
今日も今日とて
全身全霊でセミナーです🎤✨#ジャイロ総合コンサルティング#セミナー#SNS活用セミナー@kukkin999 pic.twitter.com/ELVwODP9pg— セミナー・研修はジャイロ総合コンサルティング (@jairoconsulting) September 17, 2019
ハッシュタグの上手な使い方
#←ハッシュタグは有名なのでご存知ない方はいないと思います。
この記号は使い方によっては大きな企業PRや宣伝効果を発揮します。
上手に使っている例だと、「シャトレーゼ」さんや「岩下の新生姜」さん。
シャトレーゼさんは、自社のことをツイートしてくださった方のところへ飛んでいき、お誕生日の場合には以下のように#ハッピーバースデーシャトレーゼ というハッシュタグを使ってリツイート(拡散)してらっしゃいます。
お誕生日おめでとうございます🎂#ハッピーバースデーシャトレーゼ https://t.co/GxWcCxX4mV
— シャトレーゼ【公式】 (@chateraise_jp) September 17, 2019
岩下の新生姜さんも同様に、自社の社名を検索し、ツイートしてくれているユーザーさんに感謝の意を込めてリツイートしたり、リプをするなどしてコミュニケーションを取って上手く使ってらっしゃいます。
以下のツイートは、ユーザーさんのものですが、自社の商品のアレンジレシピなどを見つけてこうして発信するのは宣伝効果抜群ですね。
https://twitter.com/najiihiroko/status/1173178352607195137?s=20
エゴサーチ
前述した2社ですが、どうやって自社のだけを探しているのか??
それは…エゴサーチです。Twitter上の検索ツールにワードを入れて探してらっしゃるのですが、この検索して探す行為を「エゴサーチ」と呼ぶんです。
聞いたことはあるかもしれませんね。
(下記画像の、虫眼鏡マークをクリックします)
良い口コミもそうでないものも、こちらで一度にチェックできるので大変便利です。
ツイッターの検索エンジンは、ハッシュタグをつけていなくても探せるので便利です。
あなたも自社のツイートを検索してみてはいかがでしょうか。
Instagramの利用方法
インスタをご覧になったことのある人はお分かりになると思いますが、
あるワードで検索をした時に上位(トップページ)に表示されるものとそうでないものがありますよね。
実は、上位表示にするにはある程度こちらでもコントロールが出来るのです。
上位表示をさせる方法2つ
☝️一例として「起業」で検索した場合の上位表示投稿
絶対ではありませんが、以下2点が満たされた状態、というのは
ある程度実証済みです。
①滞在時間を伸ばす
つまり、1つの投稿をじっくり見てもらうこと。その為に出来る簡単な方法として、
👉1投稿につきページを複数枚使う
👉文章を長く掲載する
👉動画をアップする
②ブックマーク数を増やす
「保存」という機能をいかに多くクリックしてもらうか
これはもう本当に魅力的な内容にするなどの努力がものを言うわけです。
ハッシュタグ数の上限
これまたインスタを使う方ならお分かりですが、ハッシュタグは複数使用できるものの、その数には限りがあります。
上限は「30個」。31個以上使うと、実装時にハッシュタグの部分が全て消えて投稿表示になるという何とも悲しい結果が待っていますので、ご注意を…
一番有効とされるハッシュタグ数とは
実は、上記で30個までタグが作れるとお伝えしましたが、一番効果的と言われる数があります。それは「19個」。ぜひ意識してみてください。
写真の統一感
フォロワー数の多い人気アカウントを分析すると分かりますが、
4Bを採用しています(詳しくはチラシセミナーをご覧ください)。
ビューティー、ベイビー、ビースト、ビヘイビアの4つです★
FedExさん(https://www.instagram.com/fedex/)や
SHARPさん(https://www.instagram.com/sharp_japan/)は、本当に魅せ方がお上手です。投稿全体を見たときに、統一感があって綺麗です。
色々とテクニックがあるものの、結局は中の人(運営する人)。
インスタとて、発信者は人間(個)です。その人間性を知ってもらうことで、親近感を持ち、結果としてその企業(メーカー)のファンになるのですね。
Twitterの利用方法
方々で言われているので、基本はみなさんご存知という解釈の下、敢えて要点だけを絞ってお伝えしていきます。
Twitterの上手な方に共通していることとして、次のような4点があります。
①”分かりずらい”がいい
敢えて「違和感」を出すのです。一瞬見たときに「ふ〜ん」と思うだけで終わってしまうのではなく、「えっ?!」「ん?!なに?今の??もう一回見てみよう」と思わせるような一工夫を加えるだけです。
例えば何かリンクを貼り、そこに誘導する為に、その詳細は投稿欄には詳しく書きません。敢えて伏せてみたり、3つのうち2個を残したり、そのような具合です。テレビのCMに入る前の感じと言えば分かりやすいでしょう。
こちらのセミナーでお伝えする内容と近いです…
https://semi-ken.net/case/3442
②スタッフ複数で介入しみんなで盛り上げる
SNSとて、やはりスタッフ一人でやるのは限界があります。そこで、他のアカウントを作り他のスタッフも介入してみんなで盛り上げるというのが効果的です。
個人アカウントで参加することに抵抗があれば、会社ように新たに作れば良いのです。
Twitterの良いところの一つですが、1ユーザーに対し複数アカウントを持つことができるので、使わない手はありませんね。
③ツッコミどころを作る
①と繋がりますが、要するに「気になる」「違和感」を演出することで、結果として
反応、つまりツッコミをしてくれる率が上がるという理屈です。
あまりに完璧だと、人は触れにくいものです。少し内容に漏れがあるとか、誤字があるとか、そういった要素がある方が人が見てくれるのですね。
④主観 is best
そうなんです。客観的なものは求めていなくて、その人(中の人)の人間臭さが出るような発信こそツイッターでは人気者になるのです。
個人的な趣味を織り交ぜてももちろんOKです。
これからのSNS
SNSの特性からして、今賑わっているツールも時間の経過とともに薄れてゆき、同時に別のものに移行していきます。
過去10数年を遡ってみればその傾向は一目瞭然です。トレンドは、行ったり来たりしてループしているのです。
例えば、匿名制のmixiが流行ったかと思えば、次に流行ったのは実名制のFacebook。
そして次はまた匿名制のTwitter、そしてだんだん移行してまた別のSNSへ…
要は、匿名⇔実名で行き来しているんですね。
今はもうそろそろTikTokでしょうか。半歩先を行く企業は導入し、企業や商品のプロモーションと相性が良いので、どんどん導入を始めていますね。
どんなSNSもそうですが、最初はみんな拒否反応を起こすんです。
でも、慣れてしまえばなんともありませんよね?そんなものです。
「個」から「個の集合」へ
ここ数年はずっと個の時代と言われてきましたが、最近のトレンドしては、小さな個同士が集合して、コラボをすることです。
何の関連もなさそうな異業種同士がコラボしたら、みんな興味が湧きますよね。それと同じような現象です。
知らないことが怖い
昨今、大手外食企業などで、従業員のコンプライス違反になる内容がSNSで拡散され
る事件が後を絶ちません。
数年前、中華料理チェーン店で以前大きく報じられたことがありましたが、実は企業の上層部がその投稿を知ったのは発信して方なんと1年後。
もう少し早く気がついていれば、公に出ることなく未然に防げた事件とも言えます。
つまり、企業の上層部の方ほど、SNSを利用すべきというところまで来ているのです。口酸っぱく言うようですが、本当にSNSはインフラ化しています。
よく「会社の上役や上層部がSNSのことを理解してくれない為に運営が困難になっている」という嘆きを耳にします。
当社では、SNS向けに特化したコンプライアンスセミナーも得意としております。
https://semi-ken.net/column/3344
https://semi-ken.net/trainings/sns-compliance
最後に
今回伺った企業様では、参加者がみなさん情報発信者ということで、業務上ネットに常に触れている方でしたが、意外に「互いのアカウントを見てない」ことが判明しました。
この現象は、何もこちらの企業様に限ったことではありません。個人アカウントを持っていても、自分の勤める企業のページを見に行くことは、案外少ないんじゃないでしょうか。
でも、互いに発展していく為には必要不可欠だと思うんです。
上述したように、他のフタッフと複数人で賑やかにすることで、人の注目を集めることもできますし、意外と知らなかった互いの情報共有に繋がったりします。
同じフロアにいるのに、何を発信しているのか知らない…こんなの、寂しいじゃないですか。
同じ企業にいるもの同士、結果的に自分に戻ってくる(見返りというわけではありませんが)イメージを持って、互いに活動的に運営していけたらいいですよね。
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