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公立福生病院(東京都福生市)の人工透析治療を巡る問題について、弊社の大木顧問にインタビューを行いました。
大木 ヒロシ(おおき ひろし)顧問
コミュニケーションは全てが平等な訳ではなく、互いの立場により種類があります。コミュニケーションには縦のコミュニケーションと、横のコミュニケーションがあります。縦のコミュニケーションは、上位の伝達者から下位の伝達者に話を伝える形態を取ります。今回のような、医師と患者とのコミュニケーションは、縦のコミュニケーションに当たります。他に例えるなら、上司と部下の関係がそれに当たります。上位者に、下位者が依存する関係です。コミュニケーション上位にある医師は、患者にきちんと話を伝える責任があります。このような縦型のコミュニケーションの関係性の中では、上位者から下位者へと情報の伝達が行われるため、伝わらなかった責任は、コミュニケーション上位者にあると考えた方が妥当です。
これらのことを踏まえると、今回の問題は上位者である医師のコミュニケーションに不備があったと考えられます。上位の者がコミュニケーション能力を高めることで、今回のような問題が起こることを防ぐことができます。
[目的を明確に伝える]医師は患者に、治療の目的をしっかりと話すべきでした。透析を受ける理由は、一年でも長く生きるためです。医師は患者に生きる理由を、気持ちに寄り添いながら説明する責任がありました。家族の為に生きることの大切さを思い出してもらえたなら、患者たちは透析を続けることを選択して、今も生きていたかもしれません。
[エビデンスを示す]透析を続ける苦しさに、他の患者達がどのようにして慣れ、生活の一部にしているかの具体的な例を知らせることで、患者の透析を続ける不安を軽減できたかもしれません。
生きることを第一の目的に患者と一緒に考えることで、透析中止とは違う結論が出せたのではないでしょうか。
コミュニケーション上位者である医師は、患者とのコミュニケーションに責任を持たなければなりません。今回のような問題を未然に防ぐために、医師のコミュニケーションに対する意識を高めることが大切です。
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