テーマ・部門別

階層別

経営幹部研修(6日間コース)

経営幹部研修(6回シリーズ)

研修のねらい

  • 経営幹部層を育成するトレーニング(経営マインドの醸成)を行う。
  • 自社の10年先の当社の事業戦略(案)を立案する中で、経営幹部層に必要な知識・スキルを習得する。
  • 経営幹部層に必要な知識・スキルとは、次に代表される。
    • 事業戦略のフレームワークを必要に応じて使いこなす能力
    • 論理的思考力
    • マーケティング知識
    • 財務知識
    • プレゼンテーション力 など

カリキュラム概要

  • チーム制を採用し、各グループで10年先を見据えた当社の事業戦略案を作成する。
  • 制約条件や日常業務から離れ、広い視野で議論して戦略立案を進める。
  • 中期計画をベースとして、10年先の数値目標を設定しそれを達成する戦略計画を立案する。
  • 具体的な戦術レベルに落とし込むために、焦点を絞り込んだ事業戦略を策定する。例えば、海外展開戦略、(九州など)地域を絞った事業戦略、顧客への新たなサービス提供などであり、どのような分野に絞り込むのかの議論から戦略立案を行う。
  • 集合研修回数以外に、宿題などを課しながらの研修とする。(オプション)
回数 テーマ 項目
第1回 事業戦略対象の設定
戦略フレームワーク講座
· 当社の事業課題は何か
(KJ法によって討議・共通認識を持つ)
· 事業課題から戦略へ(講義)
· 事業課題から戦略対象の設定(グループ別演習)
· SWOT分析による事業構想の作り方(講義)
· 全社SWOT分析演習
· 10年後の事業構想・目標設定
(全体討議により夢・ありたい姿を作り上げる)
第2回 事業構想案の共有化
マーケティング講座
財務戦略講座
· 宿題の事業構想(ありたい姿・夢)を共有化 事業構想を絞り込む(各グループ別)
· 事業戦略立案に必要なマーケティング知識を習得し使いこなす
(4P、ポジショニング、差別化戦略等)
· 事業戦略立案に必要な財務知識を習得し、使いこなす
(B/S、PL、FCF、NPV、EVAなどを含む)
第3回 事業戦略立案1 · 事業戦略の作り方(講義)
· 自社・競合のSWOT分析により、当該の事業領域での基本戦略を作る
(複数の選択肢を立案し、最終戦略を決定)
· 基本戦略を元に、数値計画、顧客・マーケティング・営業計画、製品計画、ポジショニング、スケジュールなどを設定する
第4回 事業戦略立案2 · 資金、組織/整員、グループ企業活用、リスク対応、外部提携活用など必要な戦略要素を立案する
· 自身の関与・役割をイメージする
· 戦略資料作成の分担を決定する
第5回 レビューの発表 · 各グループ別に発表
(1時間発表、講評・議論0.5時間)
第6回 経営トップへの発表 ・経営トップに対するプレゼンテーション

経営幹部研修の詳細資料(詳細カリキュラム・サンプルテキスト)をご希望されるかたはお気軽にお問合せください

Tips

アイデア発想法(KJ法)とは?

川喜田二郎が考案したため頭文字をとってKJ法と名付けられたアイデア発想法。他にもオズボーンのチェックリストやブレーンストーミングなど様々なアイデア発想法が存在しています。経営幹部として、新たな事業戦略を構築していく上で、事業アイデア創出力の向上は必要不可欠です。

『顧客ニーズ型』と『技術シーズ型』

顧客ニーズ型であれ技術シーズ型であれ、新事業の第一段階はアイデアの創出です。 そのためには創造・発想・感性を磨く必要があります。今までのビジネス経験や人脈などネットワークを通じて新事業のヒントを得ることが重要で、それらを意識した活動を継続する必要があります。

SWOT分析

SWOTとは、「SWOT分析」、「SWOTマトリックス」とも言われ、会社の経営戦略・事業戦略を策定するための手法のひとつです。 SWOTの意味は、
S(Strength) = 強み
W(Weakness) = 弱み
O(Opportunities)= 機会
T(Threats) = 脅威
であり、これら4つを組み合わせて戦略を形成する方法。つまり、環境上の機会や脅威と、資源上の強みや弱みと組み合わせて自身の置かれた状況を体系的に分析するための枠組み(フレームワーク)と言えます。

SWOT分析における発想のポイント

  • 客観的な視点で分析を行う
  • 強みと思われることも、見方を変えれば弱みになる(逆もある)
  • 機会と思われることも、見方を変えれば脅威になる(逆もある)
  • 創業の環境と資源は『戦略課題』に基づいて把握する
    • クロスSWOT分析の限界
    • クロスSWOT分析によって、自身が取り組むべき戦略の選択肢(実際に取り組むべき戦略候補)を体系的に、かつ効果的に発想することが可能となる。
    • 一方、クロスSWOT分析は、実際にどのパターンの戦略がベストなのか、また実際にどの組み合わせを重視すべきかといった価値判断を示すわけではない。
    • つまり、クロスSWOT分析は戦略を発想するための手法であって、戦略を選択・評価するための手法(基準)ではない。
  • クロスSWOT分析の可能性
    • クロスSWOT分析の手法は、創業戦略、事業戦略だけでなく、職場やマーケティングなどの機能戦略においても十分に活用することができる。
    • 日頃から環境変化に関して絶えず意識を持ちながら情報を収集しておくことが今後は今までに以上に望まれる。
    • そして、戦略的思考を高めるために最も重要なことは、本研修で学んだ『知識』を実際に使ってみることである。 知識は使うことによって自らの体験と相まって『知恵』に転換されることになる。

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