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福祉サービス事業者向け 人事考課制度導入に伴う考課者訓練の提案

人事考課者訓練の重要性

多くの福祉サービス事業者が、人事考課制度を導入しつつあります。東京都の「福祉サービス提供主体経営改革に関する提言委員会」の最終提言で、「昇進・昇格基準の作成、人事考課制度の導入」について言及されたことを契機に、こうした制度導入の動きが加速しておりますが、各事業者様においては、本格的な制度稼働はこれからだというところも多いのではないでしょうか。

そもそも人事考課制度とは、公正な考課を通して、現場スタッフの仕事へのモチベーションアップを図るものです。『公正』と『公平』とは異なります。公正な考課を行うためには、人事考課者(すなわち上司にあたる人)が人事制度の考課基準を理解した上で、実際の複数の部下の行動に照らして、どのレベルの考課になるのかの判断を下す必要があります。

ジャイロでは、人事考課制度の設計から、人事考課者研修の実施までを手掛けており、多くの企業・団体での実績があります。“活きた人事考課制度”とするため、考課者訓練の実施をおすすめします。

 

ジャイロの福祉サービス事業者向け人事考課者研修の特徴

①体験型訓練

講義は最小限にとどめます。考え、議論し、結論を下すという実務をシミュレーションした訓練に徹します。

②カスタマイズ教材

人事制度は経営理念が体現化されたものです。従って、全く同じ人事考課制度は存在しません。異なる制度に準拠した訓練では無意味です。実施先の企業・団体の人事制度を取材の上で、教材はカスタマイズし作成します。

③フィードバック面談訓練

被考課者が自身の人事考課結果に納得するか否かは、上司とのフィードバック面談によります。納得することで、さらに高みを目指すための訓練を組み込みます。

④講師の経験値

多くの企業で人事制度を構築した経験を有する講師が担当します。従って、カスタマイズした教材、講義内容、質問対応などに全てのノウハウをつぎ込みます。

 

カリキュラム案

〈3時間程度〉

(標準仕様、内容および開催時間はご要望に合わせ調整可能です)

 

題目 内容 時間配分

(目安)

オリエンテーション 目的確認、講師紹介など 5分
人事考課制度の説明 貴団体の人事制度の概要を説明(確認)します 15分
事前確認テスト・解説 人事考課の理解度・ばらつき程度を確認する簡易な事前テストです 20分
考課者が陥りやすいエラー 一般に考課者が陥りやすいエラー・考課パターンを分かりやすく解説します 20分
人事考課の実際 記入済みの人事考課を示して、どのような評価にすべきか、その根拠は何か、間違いやすい問題は何かなどを、全員で討議することで、納得しながら考課レベルの統一を図ります 60分
人事考課面談の進め方 面談においては、相手の主張を引き出した上で、こちらの考えを理解・納得してもらうことが必要です。コーチングの基本手法を学び、それに従って、面談に応用できるロールプレイを行います 40分
事後確認テスト・解説 人事考課の理解度・ばらつき程度を確認する簡易な事後テストです 15分
クロージング まとめ、Q&Aなど 5分

 

 

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