減らないハラスメント、まとまらないチーム、スタッフの意欲低下。その原因はハラスメントへの管理職の意識不足と無理解にあり。管理職ハラスメント防止研修で組織の環境改善を実現させる。
ハラスメント違反の多くは管理職から発生しています。管理職の無自覚と無理解を解消し、ハラスメントリスクを解消する。
ねらいと目的
- 判例に基づいたハラスメント事例を通したケーススタディを通じてハラスメントの実態と行為者(加害者)における企業・個人に与える問題の重大性を再認識させる。
- コンプライアンス違反(ハラスメント)を起こさないために必要な知識を再確認する。
- ハラスメントは組織特有の価値観・伝統に起因するケースが大半であり組織内で気づかず進行してしまうケースがある。他社事例等を踏まえ今どきのビジネスマンとしてハラスメントに向けた意識改革について考える。
- ハラスメント・チェックシートによる自己チェックを行い、自らのハラスメントにおける不足部分を明確にし具体的な対処力を高める。
特長
- 無意識加害者にならないために事例演習を通じてパワハラかどうかの線引を明確化し理解を深めます。
- パワハラ(ハラスメント)に繋がりやすい、怒りの感情のコントロール方法を学びます。
- 部下への「指導」と「叱責」の違いを学び、演習を通じて体得いただきます。
- 職場でパワハラ(ハラスメント)が発生したケーススタディを通じて、上司として取るべき行動について学びます。
ジャイロ総合コンサルティングの研修が
選ばれるワケ
研修アドバイザーによる課題解決提案
研修のスペシャリスト、研修アドバイザーが御社の研修を徹底サポート。研修に関する疑問やご要望はお気軽に研修アドバイザーにお申し付けください。
オンラインで講師との打ち合わせも可能
プロフィールだけでは研修直前までどんな講師が来るのかわからない、しっかり要望は伝わっているのだろうか。研修前の不安やご相談は、オンラインで講師と直接打ち合わせが可能です。
コンサルティング会社が行う研修だから高い効果性
常にさまざまな角度から最新の情報にアンテナを張っているコンサルティング会社だからこそ、社会情勢や時代の流れに即し、日々研修をアップデートしています。
公的機関での研修実績も豊富で高い研修品質
ジャイロ総合コンサルティングは、官公庁や商工会議所、商工会等でも豊富な研修実績があります。
本研修のカリキュラム例
管理職向けハラスメント防止研修 カリキュラムA
オリエンテーション
- 研修の狙い確認
- 講師紹介
- パワハラ度チェック(個人チェック)
ハラスメントは誰にでも起きる可能性がある
- ハラスメント対策は社会通念であり、管理職の常識
- 管理職(ベテラン)の慣れで陥る「ハラスメントの落とし穴」
- ベテランゆえの勘違い。「皆も、今まで」は理由にならない
- ハラスメントの法制化、罰則、そして加害当事者のうける甚大な損失
- 事例から見た、ハラスメント行為者の悲劇、他
ハラスメント(パワーハラスメント)とはなにか?
- パワハラ(パワーハラスメント)防止法施行
- パワハラとは~6つの類型(身体的な攻撃、精神的な攻撃、人間関係からの切り離し、過大な要求、過小な要求、個の侵害)と対応策
- パッシブ・アグレッシブ(受動型攻撃性)型ハラスメント
- ハラスメントは自分と関係者(会社組織)に重大な損害を及ぼす
- もし、あなたが行為者になったら大変なことに、他
管理職として安心安全な職場づくりを考える
- なぜパワ-ハラスメントが起きてしまうのか
- 管理職がハラスメント対策に向き合うために
- ハラスメントはマネジメントの問題である
- 管理職として「ハラスメントと指導の境界線」を考える
- ハラスメント防止にむけた正常なリーダーシップの発揮
- 職場環境とハラスメント
- パワーハラスメントについての十分な理解
- パワーハラスメントにさせないためのビジネスマナー・コミュニケーション、他
「パワハラ・セクハラ防止に向けた実践対策」
- パワハラに関する裁判事例から見る危険度対策
- ハラスメントと適正な部下指導と指示
- 職場でパワーハラスメントが起きてしまったら
- どこまでがセクハラなのか?
- 「拒否をしない、声が上がらないからセクハラはない」は勘違い
- ビジネスマンとしての常識的なマナーからはじまる「パワハラ・セクハラ」対策
- ハラスメント対策としての、リスペクト対応、他
ハラスメント「危険度」チェックリスト
- パワハラ行為者になる可能性の大きさをチェック
- 個人作業でチェックシートへ書き込み
- グループ共有と相互チェック
ケースメソッド演習(グループワーク)
- 「言葉のパワーハラスメント」について個人検討する
- グループ内で「言葉のパワーハラスメント」に対する意見交換
- グループとして「職場内のハラスメント」への見解をまとめる
- 全体発表と講師講評
※ハラスメント関連の実際の判例を使ったケースメソッドとなりますので当事者意識を醸成するうえで効果的です。
まとめ
- 振り返り(研修での気づきと行動変容についてのシェア)
- 質疑応答
管理職向けハラスメント防止研修 カリキュラムB
オリエンテーション
- 研修の狙い確認
- 講師紹介
- パワハラ度チェック(個人チェック)
パワハラ防止法とは?
- 労働施策総合推進法の改正
- パワハラ防止法の定義とガイドライン
- 企業に求められる具体的な対策
パワーハラスメントへの対処
- パワハラの定義と影響を知る
- パワハラ発生の原因
- パワハラと認定される具体的な言動
- パワハラの現状を知る
- パワハラが及ぼす影響
- 事例紹介(裁判事例を中心に)
セクシャルハラスメントへの対処
- セクハラの定義と影響を知る
- セクハラと認定される具体的な言動
- セクハラの現状を知る
- セクハラ事例から学ぶ
その他のハラスメント
- マタハラを知る
- モラルハラスメント(モラハラ)を知る
- アカデミック・ハラスメント(アカハラ)を知る
- レイシャルハラスメントを知る
- エイジハラスメントを知る
パワハラの加害者とならないために
- 部下とのコミュニケーションの取り方
- アサーティブなコミュニケーション
- 伝えるべきことを確実に
- 妥協することの重要性
- 叱責と指導の違い
- 「怒り」を感じたらどうするか
- ロールプレイ演習(2ケース)
- 態度の悪い部下の指導
- 部下から反論された場合の対処
職場にパワハラが発生したら
- 他の職場から相談を受けた場合
- 事実を確認する
- 周知することの重要性
パワハラ防止法に対応する
- パワハラ防止法とは何か
- 自社の現状をチェックする
- 今、会社・管理職としてすべきことは
ケース・スタディ演習
- (ケースの読み込み)
- 個人演習
- グループ討議
- 発表・フィードバック
クロージング
- まとめ
- Q&A
職場でのハラスメント(パワハラ・セクハラ)防止を義務付ける関連法は2019年5月29日の参院本会議で可決成立し、2020年6月大手企業を対象にスタート、2022年4月1日からは全ての企業が対象になりました。これまで明確な定義がなかったパワハラを「職場において行われる優越的な関係を背景とした言動」などと明記し企業名公表などの罰則規定も強化されました。管理職にあってはコンプライアンス(ハラスメント)違反が会社人としての致命傷ともなりかねないことは、多数の事例・判例が明確に証明しています。一方で管理職を中心とした上位職の多くはベテランであり、ベテラン故の「昔からの慣習」による思い違いが原因で致命的なコンプライアンス違反の陥穽にはまる事は少なくありません。
本研修は、会社を取り巻く環境が著しく変化する中で「コンプライアンス(ハラスメント)違反」に関する認識を改め、管理職としての正常なリーダーシップ発揮を目的とした研修となります。
※ご事情により早期にハラスメント防止研修の実施を希望される企業様への対応も可能です。開催日程などお知らせください。
研修主催者様の声
弊社の豊富な研修実績、一流の講師選定、実践的かつ最新情報のつまったカリキュラム構築に、多くの研修主催者様からお喜びの声をいただいています。
研修アドバイザーのサポートが心強かったです!
はじめて研修担当になりカリキュラムや段取り、講師の選び方などわからないことだからけでした。御社の研修アドバイザーに試しに相談してみたところ、手取り足取り研修までの流れをアドバイスしてくださったおかげで無事に研修を終えることができました。事前の講師打ち合わせやオンライン講座のリハーサルなどきめ細やかなサポートが心強かったです。
急遽のお願いにも素早く対応してもらえました!
今回、もともとお願いしていた講師が病気のため、急遽、御社に相談させていただきました。日程やテキストもすでに確定している中でしたので、他の研修会社にはすべて断られてしまったのでダメ元でご相談したのですが、その日のうちに対応できる講師をご提案いただきました。内容についても、急遽だったにも関わらず素晴らしい研修を実施してくださりさすがのプロの講師と感動いたしました。これを機に引き続きよろしくお願いいたします。
社内満足度の高い研修を行うことができました!
毎年お願いしている講師がマンネリ化してきており、社内評価も低下気味でした。新しい講師とカリキュラムを探していたところ、全国の商工会議所などで講演実績も豊富な御社に依頼させていただきました。お願いした講師は百戦錬磨といった感じで当社の社員の心をぐっと掴み、長時間の研修だったにもかかわらず最後まであっという間の時間でした。もっと長く研修を受けたい、というアンケート結果も多く、今までにない評価に大満足です。今後は、より深掘りした研修をお願いしたいと思っています。
オンライン研修への不安が払拭されました!
オンライン研修を実施させていただきました。実は、オンライン研修にはあまり良いイメージがなく、過去に実施したオンライン研修では、講師の通信状況が悪く途中で研修がストップしてしまうというトラブルに見舞われました。そこで今回はオンライン研修の実績が豊富ということで、御社にご相談させていただきました。感想ですが、講師はオンライン研修に慣れており操作などもスムーズでした。また研修アドバイザーさんがリハーサルを提案いただき事前に操作確認や画面の映り方、音声調整など綿密に行っていただき安心して当日を迎えることができました。ありがとうございました。
身になる研修スタイルで実践的な内容でした!
講師がとにかく良かったです。テキスト通りではなく、当社社員の雰囲気を読みながら研修の進行を変えていくスタイルで長時間の研修ではあったのですが、時間があっという間に過ぎていきました。カスタマーサポート研修でしたので、すぐに使えるノウハウが多く、その後早速実践した社員から「お客様から早速実践してお褒めのお言葉をいただけた」と即効果が上がったとの声が上がっています。ありがとうございました。
マンネリ感もなく、すっかりリピーターです!
毎年、お願いさせていただいています。大変ありがたいのが、毎年最新のトレンドを組み込んでくださるので飽きることなく受講できることです。日々変化する時代ですので、このようにトレンドを入れてくれることで弊社社員にも刺激になっています。今年は営業研修にAI活用を組み込んでくださり、営業スタッフにも大変刺激になったと感想をいただいています。
担当講師
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大木ヒロシ
ジャーナリスト(タブロイド紙記者)を経て実業にはいる。フランチャイズチェーン本部を始め複数の企業体を立ち上げた経験を持ち、そうした経営実務経験を元に、セミナーおよびコンサルティングを業務とするジャイロ総合コンサルティング(株)を立ち上げる。
大手企業から中小企業・商店までの多くのコンサルティングにおける成功事例を持つ。また、年間の講演回数は200回を越えた超人気講師でもあり、感動と共鳴を生む講演スタイルには定評がある。
「商業界」や「ファッション販売」「食品商業」「日経ストアデザイン」「日経ギフト」「日本のFC年鑑」「独立開業」「オールセールス」「ストアジャーナル」などの雑誌の特集記事、新聞記事などを多く手がけている。
現在は、中小企業から大手企業まで幅広い業種・業態を対象にしたハラスメント防止研修やコンプライアンス研修、リスペクトコミュニケーション研修などを担当、本質を突いた実践的な研修により受講者の行動変容につなげる講師として高い評価を得ている。
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西村伸郎
MBA 中小企業診断士 ITコーディネーター キャリアカウンセラー(CDA)
大阪大学大学院 修了。
富士ゼロックス株式会社の研究所に勤務し、記憶装置などの研究業務に従事する。その後、研究企画・管理部門を経て、設計開発、製品リサイクルなどを統括する立場で経験を積む。
平成16年、富士ゼロックス株式会社を円満退社後、経営コンサルタントとして活動開始。
現在は、中小企業を中心に経営コンサルタント・社長参謀として活動する傍ら、企業研修や公的機関のセミナー講師を務める。人事評価システム、従業員満足度測定システム構築等で多くの実績を重ねる一方で、商店街活性化事業にも取り組むなど、幅広く活躍中。
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橋野由利子
産業カウンセラー、心理相談員、衛生管理者、ワーク・ライフ・バランスコンサルタント、健康経営アドバイザー、産業保健総合支援センター メンタルヘルス推進促進員・両立支援促進員
音楽大学卒業後、ピアノ個人レッスン、ヤマハ音楽教室システム講師、県立高等学校・県立看護専門学校にて音楽講師を経験。
ホテルにて接客・会員事務局・エステやブライダルの立上げ・運営を経験する。その後、全国展開する会員制リゾートホテルにて、人材育成・社員表彰制度・教育訓練システム開発と運営、新入社員研修をはじめ、接遇マナー研修、OJT研修、中堅社員研修などの研修を担当、企業理念浸透活動と全施設コーナーのSOP(Standard Operating Procedure)作成と浸透活動などに携わる。ES&CS活動を展開。
現在は、産業カウンセラーとして働く人の保健室「あとむらぼ」の代表として、メンタルヘルスケア支援、経営者の心理カウンセリング、キャリア開発支援の他、接遇マナー・メンタルヘルス研修・ハラスメント研修・コミュニケーション研修の講師として活動している。また、新人研修や中堅社員研修等の階層別研修を手掛けている。
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朽木鴻次郎
・1984年一橋大学法学部卒業後、アラビア石油(石油開発)に入社。米国、中国、マレーシア(法務課長)、ベトナム(管理部長兼法務課長)での海外赴任通算約9年。1997年に兼松(総合商社-法務室国際法務統括)に転職。以後、バイエル(ドイツ系化学・医薬品メーカー)リーガルオフィサー兼日本法人法務知財室長を経て、2004年任天堂(京都本社)にヘッドハントされる。
・任天堂では部門長として、企業法務、国際国内契約交渉や訴訟、サプライチェーンのCSR人権監査等に従事。DSやWii、その後の製品の立ち上げに参画する。当時社長であった故岩田聡氏の知遇を得、お考えに直接触れることが出来たのは幸せである。偶然のきっかけで製造技術コスト的に立ち行かなくなりつつあった花札事業の復活にも関与した。
・Switch の立ち上げローンチを見届けた後、2018年任天堂を退職。34年間一貫して法務に従事した。
・2018年からは研修講師として活動する。「コンプライアンス」「交渉の理論と実践」を大きなテーマとしている。特に「コンプライアンス全般」「ハラスメントの防止」「企業の情報を守る」「SNSをめぐるコンプライアンス」などの領域を得意とする。また任天堂で、岩田聡社長から学んだ「最強のコミュニケーション、プレゼンテーション、マネジメント」も人気テーマである。
・地方自治体、民間企業、公益団体、首都圏大学などでの登壇多数。 あたたかい人柄と柔らかい口調でユーモアを交えた講義は、「難解なテーマでも分かりやすい!」と受講者やクライアントから高評価を得ている。
・1960年(昭和35年)生、東京都出身。
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