元号の予想はなぜ当たらないのか


元号の予想はなぜ当たらないのでしょうか?その仕組みについて、弊社の大木顧問にインタビューを行いました。

大木 ヒロシ(おおき ひろし)顧問

 

新元号の発表を前に、多くの人々が新元号の予想を行いました。しかし予想が当たったという声は挙がらないようです。

どうして予想が当たらないのでしょうか?

 

混沌(カオス)から結果を予想する

秩序の無い混沌とした世界を「カオス」と呼びます。人類はカオスから、法則や規則性を発見することで、技術を発展してきました。一見混沌とした情報の中から法則や規則性を見つけ、そこから計算式を導き出し、予想結果を算出します。このカオスには、一次元カオスと二次元カオスの二種類があります。

[一次元カオス]例として天気予報があります。気圧や気温、風速などを計測して、過去の膨大なデータの中から予想結果を算出します。天気は、予想結果に反応して動きを変えることはありません。実際の結果が「予想結果に反応しないカオス」を一次元カオスと呼びます。

[二次元カオス]例として株価予想があります。投資家は株価の予想結果を見て、株を購入したり売却したりします。予想結果に反応する要因があることで、実際の結果と予想結果の間にずれが生じます。実際の結果が「予想結果に反応するカオス」を二次元カオスと呼びます。

 

新元号の予想は二次元カオス

新元号の予想は二次元カオスに当たります。沢山の人々が新元号を予想しました。もしも決める側が予想通りの元号に決定した場合、予想が正解することになってしまいます。そのため、決める側は予想された元号を新元号とすることを避けて検討することになります。結果、予想結果が当たることはなく、だれも予想しなかった元号に決定されることになるのです。

著者 研修アドバイザー

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