営業研修で席を立つ営業マン


営業研修を実施させていただくと割と良く出くわす場面が、研修中にお客様から電話が入り「離席する」ケースが多いように感じます。営業研修以外ではそういったケースは少ないのですが、営業研修の場合は比較的多いように感じています。

確かに、本当の緊急の連絡であれば、こちらとしても「ぜひ出てください。」と離席を止める理由はないのですが、問題は講師に対して離席する旨を確認取らないことと、それほど重要ではない電話にまで出てしまうということです。

こういう時の行動を見ることで、その営業マンの本質が分かります。お客様の電話に対しては丁寧に対応をする一方で、自分自身が重要だと考えていないようなことに対しては手のひら返しを行うという心理が見え隠れします。また離席する際に、一言確認をしないということも日々の営業活動で同じようなことをしている可能性が非常に高い。

途中離席する営業マンのことを主催者に聞くと、やはりではないですが、営業成績も振るっていない営業が多い。一方で、非常に謙虚であり、営業研修中に一切離席せず積極的に研修に参加する、最悪お客様から連絡が入った際には、講師が恐縮してしまうほど丁寧に利益に対する非礼を詫てから退出します。こういう営業マンはあとから聞くと、営業成績も良いケースが多い。

営業職は人間職、と言われるほど、人間性が顕になる職業です。

確かに売上やお客様は大切かもしれませんが、それとこれとは話は別です。目の前にいる人間に礼を尽くせずして、営業成績を上げ続けることは難しい時代なのだと思っています。